オブジェクトは回転せず、表示のみを回転する(AutoCADLT2012)

■オブジェクト自体は回転させずに、表示のみを回転させることができる
  またレイアウト画面のビューポートごとに表示を回転させ、保存することもできる

Ⅰ.モデル画面で表示を回転させる

①[ホーム]タブ→[UCS]→[軸回転]ボタンをクリック→[Z軸回転]をクリック

②Z 軸を中心にして回転させる角度を指定
  時計回りに90度回転させる場合は[90]、反時計回りに90度回転させる場合は[-90]と入力

③[表示]→[3Dビュー]→[プランビュー]→[現在のUCS]


④UCSをワールドに戻す(作図するにあたって、思わぬ方向に作図されてしうまうのを防ぐ)
  [ホーム]タブ→[UCS]→[ワールド]をクリック


⑤元の表示に戻す場合は、
 [表示]→[3Dビュー]→[プランビュー]→[WCS]
  (④の手順でUCSをワールドに戻した場合は、[現在のUCS]をクリックでもよい)


Ⅱ.レイアウト画面で表示を回転させる

①レイアウト画面で回転させたいビューポート内をダブルクリックし、アクティブにする

②モデル画面で表示を回転させる方法と同様の方法で、表示を回転させる

③回転された状態で全体表示されるので、
  既に尺度が設定されていた場合は、もう一度、尺度を設定

④UCSを[ワールド]に戻す

⑤レイアウトのアクティブ状態を解除する

⑥[上書き保存]すると、ビューの設定も保存される